福田郁雄の「稼げる不動産コンサルタントになる方法」
第22回 セミナーに参加する
~最も効率的な勉強法~
セミナーに積極的に参加してみることをお薦めします。講師は本を書かれている事も多く、その本を読んだのでセミナーに参加しなくて良いという方もいらっしゃると思いますが、それはもったいない話です。本、雑誌、業界紙などを読むことは勉強になりますが、文字情報には制約があるのです。守秘義務があるので、現場でおきている生々しいエピソードをリアルに伝えることにはどうしても限界があるからです。ましてや固有名詞や数値などの具体的な情報など持ってのほかです。その点、参加者が限られているセミナーでは、そうした本などに書けない具体的なエピソードが聞けることがあるかもしれません。
また1~2時間で本一冊分のエッセンスやポイントがつかめ、時間の節約にもつながります。疑問が浮かんだら、その場で直接講師に質問することもできます。また別の参加者の質問を聞くことによって、同じテーマでも目の付けどころが違う発想を知ったり、その答えを自分で考える事によって講師の立場からの視点に気づくかもしれません。一人で本を読む時とは違った深さで学ぶことが出来ます。
このようなセミナーに参加するにあたって重要な事は、目的を持って参加することです。何をこのセミナーから自分は学びたいのか前もって意識してください。単に受け身で知識を得るといった参加の仕方ではなく、自分のテーマに役立つヒントをつかみにいく、もしくは自分の考えをまとめにいくといった目的意識を持った参加の仕方が良いと思います。やみくもに講師の話をメモするのではなく、講師の話から刺激を受けて自分で気がついた発想をメモするのです。この様な意識でセミナーに参加している人は、有意義なセミナーの活用が出来ていると言えるでしょう。
副次効果として思わぬ人脈が出来ることもあります。同じテーマに興味があり、かつ勉強熱心な人同士が集まっているので、よくある異業種交流会よりもつながりが出来やすいでしょう。またセミナー後に懇親会があれば積極的に参加してみてください。もっと突っ込んだ話を講師やセミナー参加者と意見交換すればお互い勉強になります。
このようにセミナーはどんなに忙しくても時間をつくって行く価値があります。たとえ数万円のセミナー費用でも、自分への投資だと考えて興味あるものにドンドン参加してみましょう。
「書く」ことと「話す」ことはコンサルタントの必須要件でもあります。セミナーの中身もさることながら、講師から「書く」「話す」と言った技術を学ぶことももう一つの効用です。