福田郁雄の「稼げる不動産コンサルタントになる方法」
第17回 ストレスを溜めない
~“正攻法”で仕事に取り組む~
~仕事の進め方を変える~
前回は「依頼者と一緒に悩むのではなく、解決できる課題に着目しながら一つ一つ問題解決をしていくように」と書きましたが、と同時にストレスを貯めない事も大切なことです。
不動産を取り扱う事は金額が大きいうえに、欲望が渦巻く環境なので、大きなストレスがかかるものです。当然アシストするコンサルタントにも大きなストレスが降りかかります。コンサルタントは個々の依頼者とは違い、複数の依頼者のストレスの波をいくつも被っているので、ストレスに強くなければやっていけません。主なストレスは以下のとおりです。
①依頼者や依頼者の関係者に対して必要以上の配慮をすることによるストレス。換言すれば、言いたいことも言わずに我慢することによるストレス。②依頼者の利益を追求するあまりに生まれる法的リスクによるストレス。③同じく税務的リスクによるストレス④金融機関との駆け引き等、資金的リスクに関するストレス⑤賃料の減額、退去などテナントとのリスクに関するストレス。様々なリスク対策をするものの、ストレスはやはり貯まっていくものです。そこで、私自身のストレス解消法をご紹介します。
①寝る事-大半の事は寝てしまえば忘れてしまいます。また、土日に寝ダメもします。疲れの激しい時はオイルマッサージに行って体を休めることによりストレスを解消します。
②飲む事-仕事が終わった時点で緊張感とストレスが貯まっていますが、近くの行きつけの飲み屋で一杯すると発散されます。
③遊ぶ事-ゴールデンウィークなど長期休暇が取れる時は徹底的に遊びます。特に体を動かすと良いでしょう。私の場合はダイビングです。好きな事をしていると全てを忘れることができます。人によってその方法は様々ですが、自分の脳が心地よいと思うことを存分に行なうことが良いでしょう。
もっとも「ストレスのかかりにくい仕事の進め方」をする事のほうが重要かも知れません。「ストレスのかかりにくい仕事の進め方」とはいわゆる正攻法です。依頼者や利害関係者と無理な駆け引きを行なわない。依頼者や利害関係者に対しむやみに期待をあげることをしない。事実をオープンにして問題点は隠さない、そして一緒に問題点を解決する。依頼者に気を使うばかりに、悪い情報を隠し、最後に問題点が露呈するようなやり方ほどお互いにストレスが貯まります。実はプロジェクトが完結し、依頼者から感謝のお言葉をいただくと同時にストレスも吹き飛んでしまうものです。依頼者、関係者、社会から喜んでいただける事が最大の治療薬かも知れません。